電気通信施工管理技士
施工管理編⑤工程計画と工程管理
ピンポイント学習
工程計画と工程管理についてだよ。
【工程計画】
工事全体が無駄なく順序通り円滑に進むように計画すること。
- 一般的に、全体工程計画をもとに月間工程が計画され、次にその月における週間工程が順次計画される。
- 工程計画と実施工程の間に生じた差は、労務・機械・資材・作業日数など、あらゆる方面から検討し、調整・是正していく必要がある。
【工程管理】
実際に進行している工事が工程計画通りに進行するように調整する事。
- 工程管理、品質管理、原価管理は、お互いに密接な関連性があるため、品質や原価を考慮して工程管理が行われる。
- 工程の進行状況を全作業員に周知徹底させ、作業能率を高めるように努力させることが求められる。
ＰＤＣＡサイクル
- Ｐ（plan：計画）
- Ｄ（do：実施）
- Ｃ（check：検討）
- Ａ（action：改善）
太字を中心に覚えよう。
過去問
令和元年度１級（学科・Ｂ）No.20
令和元年度１級（学科・Ｂ）No.20問題
建設工事の工程管理に関する記述とつぃて、適当でないものはどれか。
- 工程管理とは、実際に進行している工事が工程計画通りに進行するように調整することである。
- 工程管理は、ＰＤＣＡサイクルの手順で実施される。
- 工程管理、品質管理、原価管理は、お互いに関連性がないため、品質や原価をこうりょせずに工程管理が行われる。
- 工程管理に際しては、工程の進行状況を全作業員に周知徹底させ、作業効率を高めるように努力させることが重要である。
工程管理、品質管理、原価管理は、お互いに密接な関連性があるため、品質や原価を考慮して工程管理が行われるよ。
令和元年度２級（学科・前期）No.60
令和元年度２級（学科・前期）No.60問題
建設工事の工程管理に関する記述として、適当でないものはどれか。
- 工程管理は、工事が工程計画通りに進行するように調整をはかることである。
- 工程表は、工事の施工順序と所要の日数を分かりやすく図式化したものである。
- 工程管理は、ハインリッヒの法則の手順で行われる。
- 工程計画と実施工程の間に生じた差は、労務・機械・資材・作業日数など、あらゆる方面から検討する必要がある。
工程管理はＰＤＣＡサイクルの手順で実施されるんだ。
令和元年度２級（学科・後期）No.60
令和元年度２級（学科・後期）No.60問題
建設工事の工程管理に関する記述として、適当でないものはどれか。
- 工程の進行状況を全作業員に周知徹底するため、ＫＹ活動が実施される。
- 工程表計画は、工事全体がむだなく順序通り円滑に進むように計画することである。
- 工程管理は、工事が工程計画通りに進行するように調整をはかることである。
- 一般的に、全体工程計画をもとに月間工程が最初に計画され、その月の週間工程が順次計画される。
工程管理では、工程の進行状況を全作業員に周知徹底させ、作業能率を高めるように努力させることが求められるよ。
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