基礎編

【資格論】過去問攻略!!電気通信施工管理(基礎編㉜空気調和設備)

電気通信施工管理技士
基礎編㉜
空気調和設備

ピンポイント学習

2級でのみ出題されているよ。難しくないのでサクッといこう。

【空気調和設備とは

換気設備・温度調節設備・湿度調節設備・配管のことである。

換気設備

  • 押込み換気方式(第2種換気)
    換気ファンで外気を室内に押込み、室内の空気を隙間などから外部に自然排出するもの。外気を入れにくくするクリーンルームなどで用いられる。
  • 誘引換気方式(第3種換気)
    換気ファンで室内の空気を外に押出し、隙間などから外気を取り入れるもの。地下やトンネルで採用される。
  • プッシュプル換気方式(第1種換気)
    押込み・誘引を両用するもの。

 

温度調整設備

  • ヒートポンプシステム式
    エアコンとして広く使われている。冷媒が相変化する際の潜熱を利用。

まぁ、換気扇とエアコンの事だねw

 

 

過去問

令和元年度2級(学科・前期)No.49

令和元年度2級(学科・前期)No.49

問題
空気調和設備に関する記述として、適当でないものはどれか。

  1. ヒートポンプ式の空気調和設備では、冷房と暖房を切り替えるために、四方弁が設けられている。
  2. ヒートポンプによる熱の移動は、特定の物質を介して行われており、その物質を冷媒という。
  3. ヒートポンプで使う電力は、冷媒の圧縮及び電熱に利用されている。
  4. 通年エネルギー消費効率(APF)は、1年間を通して、日本工業規格(JIS)に定められた一定条件のもとに機器を運転したときの消費電力量1kW・h当たりの冷房・暖房能力を表す。

正解:3

ヒートポンプで使う電力は冷房圧縮に利用されてて、電熱には利用されてないよ。

 

令和元年度2級(学科・後期)No.49

令和元年度2級(学科・後期)No.49

問題
空気調和設備に関する記述として、適当でないものはどれか。

  1. ヒートポンプは、冷媒液体から気体に、気体から液体にそれぞれ変化するときに生じる顕熱の授受を利用している。
  2. ヒートポンプで使う電力は、圧縮機を動かせることだけに使われるので、エネルギー効率の良い熱交換システムである。
  3. 通年エネルギー消費効率(APF)は、数値が大きいほどエネルギー効率が良く、省エネルギーの効果が大きいことを示している。。
  4. 空気調和設備の除湿運転で用いられる再熱方式は、冷却器が湿った空気を除湿し、冷えた空気を再熱器で温めることで、室内の温度を下げずに除湿を行うものである。

正解:1

ヒートポンプは、冷媒が相変化する際の潜熱を利用しているのであって、顕熱ではないよ。

 

 

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