基礎編

【資格論】過去問攻略!!電気通信施工管理(基礎編㉙支持物と鉄塔)

電気通信施工管理技士
基礎編㉙
支持物と鉄塔

鉄塔

ピンポイント学習

だいだいろ
だいだいろ

電気通信の鉄塔と言えば、携帯電話の基地局用かNTTのマイクロ無線用だね。

【支持物とは

電柱、支線、つり線その他電線を支持するための工作物。

風圧荷重

:ケーブル線条の垂直方向に加わる力。建設される場所の気象条件により、甲種、乙種および丙種風圧荷重に分類される。

風圧荷重

※引用元:NTT

 

【通信鉄塔

構造

※引用元:鉄塔のプロ

荷重

  • 鉛直荷重:雪荷重など鉄塔に対して垂直に作用する荷重。
  • 水平荷重:風荷重など鉄塔に対して水平に作用する荷重。
  • 設計荷重:過去の災害等による適切荷重と将来性を考慮した荷重。
  • 長期荷重:鉄塔そのものの荷重など長期間にわたって掛かる荷重。

だいだいろ
だいだいろ

覚える内容少ないしサクッといこう!!

 

 

過去問

令和元年度1級(学科・A)No.19

令和元年度1級(学科・A)No.19

問題
架空通信路の外径15[mm]の通信路において、通信線1条1mあたりの風圧荷重[Pa]の値として、適当なものはどれか。

なお、風圧荷重の計算は、「有線電気通信設備令施行規則に定める甲種風圧荷重」を適用し、その場合の風圧は980[Pa]とする。また、架線及びラッシング等の風圧荷重は対象としないものとする。

  1. 7.4[Pa]
  2. 13.2[Pa]
  3. 14.7[Pa]
  4. 29.4[Pa]

正解:3

だいだいろ
だいだいろ

風圧そのものと1m当たりの断面積で求める事ができるよ。注意すべきは断面積、ケーブルを横から見た場合だから、外径×長さで求める事ができる。つまり、0.015[m]×1[m]×980[Pa]=14.7[Pa]となる。

 

令和元年度2級(学科・前期)No.52

令和元年度2級(学科・前期)No.52

問題
下図に示す通信鉄塔の構造及び形状の名称の組合せとして、適当なものはどれか。

  1. (構造):ラーメン  (形状):三角鉄塔
  2. (構造):トラス   (形状):四角鉄塔
  3. (構造):ラーメン  (形状):四角鉄塔
  4. (構造):シリンダー (形状):多角形鉄塔

正解:2

だいだいろ
だいだいろ

平面図を見ると四角鉄塔、立面図を見るとトラス構造なのが分かるね。

 

令和元年度1級(学科・A)No.25

令和元年度1級(学科・A)No.25

問題
通信鉄塔に関する記述として、適当でないものはどれか。

  1. 設計荷重は、過去の台風や地震、積雪等の経験による適切な荷重と将来設計を考慮した積載物等の荷重により設計する。
  2. 鉛直荷重は、固定荷重や積載荷重、雪荷重など通信鉄塔に対して鉛直方向に作用する荷重である。
  3. 水平荷重は、風荷重や地震荷重など通信鉄塔に対して水平方向に作用する荷重である。
  4. 長期荷重は、暴風時、地震時の外力を想定して算定される荷重である。

正解:4

だいだいろ
だいだいろ

長期荷重は鉄塔そのものの荷重など長期間にわたって掛かる荷重だよね。暴風時や地震時の荷重は短期荷重になるよ。

 

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