基礎編

【資格論】過去問攻略!!電気通信施工管理(基礎編①蓄電池)

はじめに

平成31年に新たに作られた国家資格『電気通信工事施工管理技術検定』会社からの命により資格勉強スタート(ΦωΦ)

どうせ勉強やるならと、資格勉強を攻略・まとめた内容を公開していきたいと思います。過去問を範囲ごとにまとめ、ピンポイントで効率よく学習したい!!

だいだいろ
だいだいろ

無駄な記憶はしたくないよねw

そんな不純な動機の元、やっていきたいと思います。記憶箇所はピンポイントに絞る代わりに繰り返し繰り返し反復は必須。過去問をベースにしたピンポイント学習で効率よく資格習得しちゃいましょう!!

 

電気通信施工管理技士
基礎編①蓄電池

過去問題を分析し
効率的学習をしよう!

ピンポイント学習

蓄電池

だいだいろ
だいだいろ

スマホ・車・電動工具と、今やありとあらゆる物がバッテリーが必要不可欠!!

【蓄電池とは】

充電して何度でも使える二次電池の事。

鉛蓄電池

  • 正極 :二酸化鉛
  • 負極 :鉛
  • 電解液:希硫酸

ニッケル・カドミニウム蓄電池

  • 正極 :酸化水酸化ニッケル
  • 負極 :カドミニウム
  • 電解液:水酸化カリウム溶液

だいだいろ
だいだいろ

カドミニウムが人体に有毒な為、今は使われてないよ。

ニッケル水素充電池

  • 正極 :水酸化ニッケル
  • 負極 :水吸蔵合金
  • 電解液:水酸化カリウム溶液

リチウムイオン電池

  • 正極 :コバルト酸リチウム
  • 負極 :炭素
  • 電解液:有機溶媒電解液

だいだいろ
だいだいろ

ガソリン車に搭載されている鉛蓄電池、スマホやノートパソコンに使われているリチウムイオン電池が超有名だよね。

 

【蓄電池の充電方式】

フロート充電方式

:一定電圧で満充電を保つ方式。満充電後は電圧のみかけ続け、電流ゼロになる為、バッテリーに負荷がかからない。

トリクル充電方式

:自然放電で失われる微小容量を、微小電流を流すことによって満充電を保つ方法。電流を流し続ける分、バッテリーには負荷がかかる。

 

《リチウムイオン電池とリチウムポリマー電池の比較》

リチウムイオン電池

  • 体積当りのエネルギー密度が高い
  • メモリー効果が無く充放電サイクル寿命が長い

リチウムポリマー電池

  • リチウムイオンより薄型
  • 電解質がゲル状なので液体のリチウムイオン電池より安定性が高い
  • リチウムイオンより外部からの衝撃・高温に弱い

 

過去問

令和元年度2級(学科・後期)No.32

令和元年度2級(学科・後期)No.32

問題
鉛蓄電池に関する記述として、適当でないものはどれか。

  1. 放電すると水ができ、電解液の濃度が下がり電圧が低下する。
  2. 完全に放電しきらない状態で再充電を行ってもメモリ効果はない。
  3. 正極に二酸化鉛、負極に鉛、電解液には、水酸化カリウムを用いる。
  4. ニッケル水素電池に比べ、質量エネルギー密度が低い。

正解:3

だいだいろ
だいだいろ

鉛蓄電池の電解液は希硫酸だね。

 

令和元年度1級(学科・B)No.4

令和元年度1級(学科・B)No.4

問題
二次電池の充電方式に関する次の記述に該当する用語として、適当なものはどれか。

「自然放電で失った容量を補うために、継続的に微小電流を流すことで、満充電状態を維持する。」

  1. 定電圧定電流充電
  2. トリクル充電
  3. 浮動充電
  4. パルス充電

正解:2

だいだいろ
だいだいろ

微小電流で満充電を維持する方式はトリクル充電!!

 

令和元年度2級(学科・前期)No.32

令和元年度2級(学科・前期)No.32

問題
リチウムイオン電池に関する記述として、適当でないものはどれか。

  1. セル当たりの起電力が3.7Vと高く、高エネルギー密度の蓄電池である。
  2. 自己放電や、メモリ効果が少ない。
  3. 電解液に水酸化カリウム水溶液、正極にコバルト酸リチウム、負極に炭素を用いている。
  4. リチウムポリマー電池は、液漏れしにくく、小型・軽量で長時間の使用が可能である。

正解:3

だいだいろ
だいだいろ

リチウムイオンの電解液は有機溶媒電解液だね。

 

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