電気通信施工管理
基礎編③コンデンサ
ピンポイント学習
だいだいろ
公式さえ覚えとけばいけるはず!!
【コンデンサの公式】
コンデンサの静電容量
:誘電率×電極板の面積/電極間の距離
C=ε×S/d
誘電率
:比誘電率×真空誘電率
ε=εr×ε0
コンデンサの直列合成静電容量
:和分の績=績/和
C=C1×C2/C1+C2
静電エネルギー
:コンデンサの静電容量×電圧
Q=CV
過去問
令和元年度2級(学科・前期)No.1
問題
下図に示す電極板の面積S=0.4[㎡]の平行板コンデンサに、比誘電率εr=3の誘電体があるとき、このコンデンサの静電容量[F]の値として、適当なものはどれか。
ただし、誘電体の厚さd=4[mm]、真空の誘電率ε0[F/M]とし、コンデンサの端効果は無視するものとする。
- 0.03ε0[F]
- 0.3ε0[F]
- 100ε0[F]
- 300ε0[F]
だいだいろ
公式に当てはめるだけでOK。まず、誘電率εは3×ε0で3ε0。静電容量は3ε0×0.4/0.004で300ε0だね。
令和元年度1級(学科・A)No.1
問題
下図に示す電極間の距離d0=0.02[mm]、電極の面積S=100[㎠]の平行板空気コンデンサにおいて、電極間の厚さd1=0.01[mm]、比誘電率ε1=10の誘電体を挿入し、電極間に充電電圧V=24[V]を与えたときのこのコンデンサが蓄える電気量Q[μC]の値として、適当なものはどれか。
ただし、コンデンサの初期電荷は0とし、端効果は無視できるものとする。また、真空の誘電率ε0=8.85×10の-12条、空気の比誘電率は1とする。
- 0.01[μC]
- 0.19[μC]
- 0.30[μC]
- 2.3[μC]
だいだいろ
このような平行板空気コンデンサは、誘電体入っていない上側部分と誘電体が入っている下側部分のコンデンサが直列接続されていると考えられるよ。
計算大変だけど公式当てはめれば計算できるはずwww
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